メッセージ - 20180903のエントリ

悪者の人生の前提条件=「神はいない」(詩篇10篇)
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詩篇9編では、国々への正統なさばき、即ち、主の慰めが宣言されていたのに対し、10編は、神の民の間に入り込んでいる悪者を訴える祈りが記されている。
詩篇10編は表題が無く、9編と形式・用語に共通点が見られるためか、70人訳では、9編と10編が1つの詩篇とされている。
そうだとするなら、10編もダビデが記したものである。

この詩篇10篇は、きれいな「起承転結」を形成しており、その「起」の部分、すなわち1-2節は、主に対する訴えによって始まる。
10:1 主よ、なにゆえ遠く離れて/立たれるのですか。なにゆえ悩みの時に身を隠されるのですか。
10:2 悪しき者は高ぶって貧しい者を激しく責めます。どうぞ彼らがその企てたはかりごとに/みずから捕えられますように。

悪しき者が、貧しい者を激しく攻め立てていて、何ら裁かれる事なく、のさばっている。
彼らはいかなる者で、どんな事をしているか。
続く「承」にあたる3-11節に記されている。

10:3 悪しき者は自分の心の願いを誇り、むさぼる者は主をのろい、かつ捨てる。
10:4 悪しき者は誇り顔をして、神を求めない。その思いに、すべて「神はない」という。

「神はない。」
これこそ、悪者の行動規範であると言って、過言ではない。
つまり全能者への恐れや、神の正しいさばきの概念が、欠如しているのだ。

高慢が顔面にそのまま凝り固まってしまったような人がいるが、彼らがいつも自信たっぷりであるのは、恐れを克服するために鍛錬したからではない。
彼らにはそもそも、主を恐れるという感覚が欠如しているのだ。

10:5 彼の道は常に栄え、あなたのさばきは彼を離れて高く、彼はそのすべてのあだを口先で吹く。
10:6 彼は心の内に言う、「わたしは動かされることはなく、世々わざわいにあうことがない」と。

平気で万引きができる人は、「見つからない」「裁かれる事は無い」という、根拠なき思い込みがあるからだが、悪しき者が持っているその「自信たっぷり感」は、正しいさばきをされる神という概念が存在しない事に拠る。
それだから彼らは、躊躇なく、罪の大海へとダイブできてしまうのだ。それは実に愚かな事である。
主を知っている人は、主は全能であり、いつも見ておられ、正しく裁かれる、という前提がその心にあるから、罪の大海へおいそれとダイブなどできない。

10:7 その口はのろいと、欺きと、しえたげとに満ち、その舌の下には害毒と不正とがある。

条件反射的に口汚い言葉、下品な言葉、のろいの言葉、人をしいたげる言葉を発する人は、舌の下という隠れた所に害毒と不正を潜ましているのが原因である。

10:8 彼は村里の隠れ場におり、忍びやかな所で罪のない者を殺す。その目は寄るべなき者をうかがい、
10:9 隠れ場にひそむししのように、ひそかに待ち伏せする。彼は貧しい者を捕えようと待ち伏せし、貧しい者を網にひきいれて捕える。

彼らは、神の民の集会の真ん中には決して入って来ない。
いつもはずれの方、ひそかな所に座し、そこで「貧しい者(アニィ:悩む人、落ち込んだ人)」を捕らえようと、うかがっている。
彼らが神の民の中に入り込んでいるのは、一緒に礼拝したり賛美したりするためでなく、弱っている人、悩みに落ち込んだ人を食い物にするため、すなわち、獅子が獲物となるべき弱い獣を待ち伏せするのと同じ動機をもって、じっくり「人」をうかがうのである。

10:10 寄るべなき者は彼の力によって/打ちくじかれ、衰え、倒れる。
10:11 彼は心のうちに言う、「神は忘れた、神はその顔を隠した、神は絶えて見ることはなかろう」と。

このようにサタンに類する人は、悩む人、落ち込んだ人をいつも探し回り、その人を見つけたなら闇の自分の所に引き寄せ、食い物にしてしまう。
だから私達は、不安や悩みを思い巡らして心に場所取りしないように、祈りによって対処すべきだ。

ダビデは心配ごとをよく主に申し立て、彼を追求する敵を主に訴えていた。
12節から15節が、起承転結の「転」の部分で、主に対するの訴えの祈りが綴られている。

10:12 主よ、立ちあがってください。神よ、み手をあげてください。苦しむ者を忘れないでください。
10:13 なにゆえ、悪しき者は神を侮り、心のうちに/「あなたはとがめることをしない」と言うのですか。
10:14 あなたはみそなわし、悩みと苦しみとを見て、それをみ手に取られます。寄るべなき者はあなたに身をゆだねるのです。あなたはいつもみなしごを助けられました。
10:15 悪しき者と悪を行う者の腕を折り、その悪を一つも残さないまでに探り出してください。

主は、みそなわされるお方、見ておられるお方である。悪者は、主は見ていない、というが、いや、生きておられる神は、全ての物事を見ておられるのだ。
密室で話されたことも、人の心の内のめぐらされた言葉も、全部知っておられる。
そして主は、正しくさばきを行われ、悩み苦しむ人を見て御手を差し伸べられる。
寄るべなき者は主に身をゆだね、いつもみなしごを助けられる。

そして結論部分は、主が正当にさばいて下さる事の確信の祈りである。

10:16 主はとこしえに王でいらせられる。/もろもろの国民は滅びて/主の国から跡を断つでしょう。
10:17 主よ、あなたは柔和な者の願いを聞き、その心を強くし、耳を傾けて、
10:18 みなしごと、しえたげられる者とのために/さばきを行われます。地に属する人は再び人を脅かすことはないでしょう。

こうして、祈りによって悪人に対する患いは解消された。
私達も、心配ごとが頭の周りを飛び回っている時、祈りによって対処すべきだ。

ピリピ4:6 何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。
 4:7 そうすれば、人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るであろう。

思い煩いは、私達の頭と心を、そして体を傷つける。
それを守る、唯一の方法が、祈る事なのだ。

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