メッセージ - 20170410のエントリ

十字架を前に明かされていく人の心(ヨハネ11:1-11)
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受難週が始まった。イエス様の受難を前に、人々の三者三様の現れ方がある。

12:1 過越の祭の六日まえに、イエスはベタニヤに行かれた。そこは、イエスが死人の中からよみがえらせたラザロのいた所である。
ラザロはひと度、死んだが、イエス様によみがえらせてもらった。
しかも、死んでから4日後、もう遺体となって臭いを発してしまった時に。その時、大勢の人達がいた。
ラザロは生き返らせてもらった場面のみならず、ラザロが死んだ場面に居合わせた人や、葬儀に出席した人も含めるなら、ラザロがイエス様に生き返らせてもらった事を証言した人は大勢いただろう。

12:9 大ぜいのユダヤ人たちが、そこにイエスのおられるのを知って、押しよせてきた。それはイエスに会うためだけではなく、イエスが死人のなかから、よみがえらせたラザロを見るためでもあった。
大勢の人が、イエス様を見に来た。それは物見的な目的できた人もおれば、イエス様がまことのメシヤであると信じて来た人もいただろう。
主の為された素晴らしい奇跡を見て信じる人もいれば、見ても経験してもなお心頑なにして信じず、それどころか、殺そう、と考える人もまたいる。

12:10 そこで祭司長たちは、ラザロも殺そうと相談した。
12:11 それは、ラザロのことで、多くのユダヤ人が彼らを離れ去って、イエスを信じるに至ったからである。
祭司長達は、イエス様のみならず、なんと、せっかく命を主からいただいたラザロをも殺そうと相談した。
その理由は、彼のために多くの人が自分たちの所から離れて行ってしまったからだ。
いのちを息吹くのも、取り去るのも、支配しておられるのは神である、という事を、祭司なら知っているはずだ。
それなのに、それを認めないどころか、せっかく息吹いて下さったいのちを、再び取り去ろうとする。
道理としては全く合っていない事だが、しかし自分の事で頭がいっぱいな人は、そのような霊的・社会的道理が分からないものである。
このように、イエス様を十字架につけて殺したい、その恩恵を受けた人さえも殺したい、と願い者も出てくる。
殺すことは、サタンの熱情であり、生かすことは、イエス様の熱情である。

12:2 イエスのためにそこで夕食の用意がされ、マルタは給仕をしていた。イエスと一緒に食卓についていた者のうちに、ラザロも加わっていた。
12:3 その時、マリヤは高価で純粋なナルドの香油一斤を持ってきて、イエスの足にぬり、自分の髪の毛でそれをふいた。すると、香油のかおりが家にいっぱいになった。
マリヤは、自分の持っている最高のものを、イエス様に捧げたいと願う心があった。
とても高価なナルドの香油である。イスカリオテのユダはそれを300デナリ、300日分の労働賃金相当と値積もりした。
それほどの高価な香油を、惜しみなくイエス様の足に注ぎ、それを髪でぬぐった。
髪は、女の冠である。まさに全てを注ぎ、冠を捧げる礼拝である。
しかしそれをけちつける者がいた。

12:4 弟子のひとりで、イエスを裏切ろうとしていたイスカリオテのユダが言った、
12:5 「なぜこの香油を三百デナリに売って、貧しい人たちに、施さなかったのか」。
12:6 彼がこう言ったのは、貧しい人たちに対する思いやりがあったからではなく、自分が盗人であり、財布を預かっていて、その中身をごまかしていたからであった。
ユダは、言葉とは裏腹の心をもっていた。彼はマリヤが捧げた香油を、捧げものとして見ず、一部を自分の懐に入るべき300デナリのお金、として見ていた。
全ての人の心を見透かしておられるイエス様は、この場面をどう対応したか。

12:7 イエスは言われた、「この女のするままにさせておきなさい。わたしの葬りの日のために、それをとっておいたのだから。
12:8 貧しい人たちはいつもあなたがたと共にいるが、わたしはいつも共にいるわけではない」。

イエス様は、マリヤが「わたしの葬りの日のために、それをとっておいた」という事を、知っておられた。
つまりイエス様は、マリヤの心も、ユダの心も、私達の心も全部、ご存知である、という事である。
奉仕や礼拝する心の動機も、感情の動きも、また、そのためにどれほどの期間準備し、どれほどの志を持っていたのかも。
イエス様はマリヤがずっと前から、イエス様の葬りのために、ナルドを買い、とっておき、そしてこの葬りが間近なタイミングをも計って、この時に香油の壺を割ってイエス様に捧げ尽くした、という、その全ての「冠を捧げる礼拝」を、見ておられたのだ。

もしこの時、イエス様がユダのあさましい志を怒り、指摘してしまっていたら、その香り高い礼拝が台無しになってしまっていただろう。
イエス様は、マリヤが何日も前から尊い心を持って備えた礼拝を、そのように汚す事なく、そして、ユダの志を公に明かす事なく、ただ、マリヤがどんなに準備し、どんな志をもって備えたのか、それを公にし、それを、永遠の記念とした。
なんと美しい対応だろうか。
イエス様はユダに対しても、あの裏切りのくちづけをした時まで、ユダに「友よ」と呼びかけ、滅びに走ってほしくない、立ち返って救いを得なさい、という愛の姿勢を貫かれた。

イエス様は、ユダのあさましい志を一切おおっぴらにはしなかった。その代わり、マリヤの隠れた高貴な礼拝の志を明らかにされた。
なんと、私達のような人間と違う、高貴な性質だろう。
人は、人のあさましい志にフォーカスし、スキャンダラスに報じたいと願い、また、そのような事を見聞きしたと願う心があるからこそ、全ての国にそのようなニュースを売るビジネスが成り立っているのだ。

十字架を前に、イエス様はますます高貴なお方である事が明かされ、そして人の愚かさが、また、礼拝者の志が明らかにされていく。

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