メッセージ - 201607のエントリ

こっそりいい所取りしようとしてもそうは行かなかったヤロブアム(1列王記14:1-20)
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預言者アヒヤを通して主から王として任命されたヤロブアムは、その与えられた権限を主のために行使せず、かえって身勝手な事をして、多くの人々を偶像礼拝へと導いてしまった。
そんな彼に、他の預言者を通してありえないような不思議・しるしが示され、主に立ち返るよう戒められても、彼は立ち返らなかった。
ソロモン王国を懲らしめる杖として王に任命されたヤロブアムであったが、結局ソロモンと同じ道を進んでしまい、ソロモンと同じ運命を辿ってしまう。

『そのころヤラベアムの子アビヤが病気になったので、ヤラベアムは妻に言った、「立って姿を変え、ヤラベアムの妻であることの知られないようにしてシロへ行きなさい。わたしがこの民の王となることを、わたしに告げた預言者アヒヤがそこにいます。パン十個と菓子数個および、みつ一びんを携えて彼のところへ行きなさい。彼はこの子がどうなるかをあなたに告げるでしょう」。』(1列王記14:1-3)
ヤロブアムは、子が病であるのに、自ら預言者の所には行かず妻に、しかも、妻が王妃だとは分からないよう変装させて行かせた。
それは彼が、この主の預言者と面を向かって会えない「やましさ」があったからである。
そのやましさは、彼自身の、今まで主に対して不忠実に生きて来た事に由来する。

自分が構築した偶像や神々に頼めば良いものを、彼はこの期に及んで、神である主に解決を求めに行くのだが、面と面を向かってではなく、こっそり行こうとした所を見ると、彼はただ解決方法や癒しだけを引き出したいという思いがあったのかもしれない。
しかし、人がどんなに変装し取り繕っても、主はその心の動機からして、全部ご存知である。

『ヤラベアムの妻はそのようにして、立ってシロへ行き、アヒヤの家に着いたが、アヒヤは年老いたため、目がかすんで見ることができなかった。しかし主はアヒヤに言われた、「ヤラベアムの妻が子供の事をあなたに尋ねるために来る。子供は病気だ。あなたは彼女にこうこう言わなければならない」。
彼女は来るとき、他人を装っていた。しかし彼女が戸口にはいってきたとき、アヒヤはその足音を聞いて言った、「ヤラベアムの妻よ、はいりなさい。なぜ、他人を装うのですか。わたしはあなたにきびしい事を告げるよう、命じられています。』(1列王記14:4-6)
預言者は、目が見えなかったのに、彼女が戸口に入る以前から、言うべき事があらかじめ与えられ、彼女である事が分かっていた。
主と、主の預言者と、あるいは、主にある交わりに参加したり関係を築こうとしたりせずに、ただ、都合の良い所だけをこっそりもらって帰ろうとする者には、主からきびしい事を告げられてしまうのだ。

『行ってヤラベアムに言いなさい、『イスラエルの神、主はこう仰せられる、「わたしはあなたを民のうちからあげ、わたしの民イスラエルの上に立てて君とし、国をダビデの家から裂き離して、それをあなたに与えたのに、あなたはわたしのしもべダビデが、わたしの命令を守って一心にわたしに従い、ただわたしの目にかなった事のみを行ったようにではなく、あなたよりも先にいたすべての者にまさって悪をなし、行って自分のために他の神々と鋳た像を造り、わたしを怒らせ、わたしをうしろに捨て去った。』(1列王記14:7-9)
「わたしをうしろに捨て去った」。つまりヤロブアムは、主を自分のうしろに置き、自分を主よりも前に置いたのだ。
私達も、悪い欲を好んで得るために、神である主をうしろへと置いてしまうような事は、していないだろうか。
それは、主が忌み嫌われる「偶像礼拝」に他ならない。(コロサイ3:5)

『それゆえ、見よ、わたしはヤラベアムの家に災を下し、ヤラベアムに属する男は、イスラエルについて、つながれた者も、自由な者もことごとく断ち、人があくたを残りなく焼きつくすように、ヤラベアムの家を全く断ち滅ぼすであろう。ヤラベアムに属する者は、町で死ぬ者を犬が食べ、野で死ぬ者を空の鳥が食べるであろう。主がこれを言われるのである」』。』(1列王記14:10-11)
この預言は、確かに後には実現するのだが、「すぐ」ではない。
なぜ、すぐではないのか。それは、主が、悔い改めて立ち返る猶予を計り与えておられるからだ。
ヨナ書を見ても分かる通り、主は、ひと度、災いの警告を発せられた場合、人がその警告を聞いて悔い改めるなら、災いを思い直されるお方である。
しかしヤロブアムは、この最終的な警告を聞いても、なお改めなかった。
全くソロモンと同様である。

『あなたは立って、家へ帰りなさい。あなたの足が町にはいる時に、子どもは死にます。そしてイスラエルは皆、彼のために悲しんで彼を葬るでしょう。ヤラベアムに属する者は、ただ彼だけ墓に葬られるでしょう。ヤラベアムの家のうちで、彼はイスラエルの神、主にむかって良い思いをいだいていたからです。』(1列王記14:12-13)
主は、全ての人の心をご存知である。
ヤロブアムの子の心が、主に向かって良い思いを抱いていた事を、主はご存知だった。
しかしそんな「良い彼」が、どうして病で死ななくてはならないのか。
人は思う。死ぬ事は災いだ、悪だ、と。
しかし「永遠」も「死後の世界」も、確かに存在する。
人は、死後の世界も永遠も分からず、この世での命が長らえる事をよしと考えるが、永遠の観点で人を導かれる主は、一人一人の「永遠の」最善を完璧にご存知である。
つまり主は、その子が悪しき王の悪しき環境の中で成長してしまう前に、命を取り上げられたのだろう。

『主はイスラエルの上にひとりの王を起されます。彼はその日ヤラベアムの家を断つでしょう。』(1列王記14:14)
この事は、次章で実際に起こってしまう。しかし、すぐにではない。

『その後主はイスラエルを撃って、水に揺らぐ葦のようにし、イスラエルを、その先祖に賜わったこの良い地から抜き去って、ユフラテ川の向こうに散らされるでしょう。彼らがアシラ像を造って主を怒らせたからです。主はヤラベアムの罪のゆえに、すなわち彼がみずから犯し、またイスラエルに犯させたその罪のゆえにイスラエルを捨てられるでしょう」。』(1列王記14:15-16)
イスラエルが、ユーフラテス川の向こう側に追いやられてしまう。
それはさらに数百年の時を経て、アッシリアの時代に起きた。
失われたイスラエル10部族は、今なお、ユーフラテス川の向こうの、どこかにいる。
そして彼らは、やがては戻ってきて、イスラエルは一つにまとめられる。(イザヤ11:12、56:8、エゼキエル38:8)

『ヤラベアムの妻は立って去り、テルザへ行って、家の敷居をまたいだ時、子どもは死んだ。イスラエルは皆彼を葬り、彼のために悲しんだ。主がそのしもべ預言者アヒヤによって言われた言葉のとおりである。ヤラベアムのその他の事績、彼がどのように戦い、どのように世を治めたかは、イスラエルの王の歴代志の書にしるされている。ヤラベアムが世を治めた日は二十二年であった。彼はその先祖と共に眠って、その子ナダブが代って王となった。』(1列王記14:17-20)
こうして北イスラエル最初の王の、一つの世代が終わった。
この列王記で、一貫して貫かれている法則は、主に従う王は栄え、主に従わない王は災いに満ちている、という点だ。

その法則は、現代の私達にも貫かれている。
人はみな、罪があり、間違った方向へ行く事もあるが、そんな自分を悲しみ、悔い改め、主に立ち返るなら、主はその人を憐れみ、赦して下さる。
しかしヤロブアムやソロモンのように、指摘された罪を悔い改めず、むしろ罪の楽しみにふけり、なお改めないなら、災いへと導かれてしまう。

「ああ、エルサレム、エルサレム。預言者たちを殺し、自分に遣わされた人たちを石で打つ者、わたしは、めんどりがひなを翼の下にかばうように、あなたの子らを幾たび集めようとしたことか。」と言われたイエス様は、立ち返る事を願っておられる。
誰の死をも望んではおられない。
いつでも主の道に歩み、もし罪が指摘され、悔い改めが促されたなら、すぐに立ち返り、祝福の道を外れず歩んでいく皆さんでありますように!
イエス様のお名前によって祝福します!

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週報/メッセージ(説教)概要

 預言書であるイザヤ書の中間に、ヒゼキヤ王の時代に起きた出来事が唐突に挿入されている。この出来事は、列王記にも歴代誌にも記されているが、それはこの出来事が、ユダ王国がバビロンに滅ぼされる原因となった重要な出来事だからだろう。今回、その中心人物であるヒゼキヤ王について見て行きたい。
ヒゼキヤ王については、2歴代誌29-32章に詳細に記されており、彼は良い王として記録されている。
彼の父アハズ王は至る所に偶像を建て、主の宮も偶像で汚し、封鎖した故に神の怒りを買い、国はだいぶ弱体化してしまった。ヒゼキヤは25歳で王になったその第一年一月、主の宮を開いて清め、祭司やレビ人を激励し、勇気を出して主の奉仕に当たるよう命じて、礼拝と賛美を回復させた。(29章)
また、南ユダだけでなくイスラエル全土におふれを出し、心から主に立ち帰って、久しく途絶えていた過ぎ越し祭に参加するよう呼びかけた。北イスラエルのほとんどはそれをあざけり笑ったが、呼びかけに応じて集う人々もあった。主から離れた時代が久しく続いたため、祭司や働き人はわずかで、祭りのための知識も準備も不完全であったのに、主は、そんな彼らを執り成すヒゼキヤの祈りに答えられた。
主は祭司の祝福に答えられ、礼拝に参加した人々には大きな喜びがあった。(30章)
人々は霊的に奮い立ち、各所にある偶像を打ち壊した。また、ヒゼキヤは、それまで途絶えていた日ごと・週ごと・月ごとの礼拝を回復させた。その結果、主の豊かな祝福が臨んだ。 『民が主の宮に供え物を携えて来ることを始めてからこのかた、われわれは飽きるほど食べたが、たくさん残りました。主がその民を恵まれたからです。それでわれわれは、このように多くの残った物をもっているのです。』(2歴代誌31:10)
そのような時、大国アッシリヤが攻めて来た。アッシリヤは各国を制圧し、北イスラエル王国も打ち破り、首都エルサレムは、十八万五千もの軍隊によって取り囲まれてしまった。将軍ラブシャケは自分達がいかに強く降伏する事がいかに得策か、ユダヤの言葉で人々に聞こえるように叫びさえした。(イザヤ36章)
『そこでヒゼキヤ王およびアモツの子預言者イザヤは共に祈って、天に呼ばわったので、主はひとりのみ使をつかわして、アッスリヤ王の陣営にいるすべての大勇士と将官、軍長らを滅ぼされた。それで王は赤面して自分の国に帰ったが、その神の家にはいった時、その子のひとりが、つるぎをもって彼をその所で殺した。・・・そこで多くの人々はささげ物をエルサレムに携えてきて主にささげ、また宝物をユダの王ヒゼキヤに贈った。この後ヒゼキヤは万国の民に尊ばれた。』(2歴代誌32:20-23)
ヒゼキヤ王の信仰も、主に貫いた従順と忍耐も、主の御前にとても高貴なものである。しかしこの絶頂の時、彼は病にかかり、預言者イザヤから、もうじき死ぬから身辺整理せよ、と宣告される。なぜあの素晴らしい人が?という事はあるが、主は全てのいのちを計っておられ、主の為される事は時に適って最善なのだ。
人は弱くいつでも主に喜ばれる歩みをするとは限らない。実は、命が延長されない方が良い事もあるのだ。

ヒゼキヤ王が主に祈った結果、その祈りは答えられ、彼は15年命が引き伸ばされる事を、しるしをもって示された。そのしるしはなんと、太陽が逆行するしるしであった。(2列王記20:11)
『ヒゼキヤはその受けた恵みに報いることをせず、その心が高ぶった』(2歴代誌32:25) 彼はせっかく主からもらった15年の命を、悪い事に用いてしまった。彼が癒やされた事や、大いなるしるしが起きた事で、バビロンから使節が来たのだが、それに気をよくし、宝物倉も武器倉も全てを彼らに見せたのだ。
しかし、これが元となって、彼が見せた全ては将来全てバビロンに奪われてしまうばかりでなく、彼の子達もそこで宦官にされてしまう事さえイザヤは預言した。『ヒゼキヤはイザヤに言った、「あなたが言われた主の言葉は結構です」。彼は「少なくとも自分が世にある間は太平と安全があるだろう」と思ったからである。』
彼のこの言葉からは、自分のいのちと保身にしか関心が無い事がわかる。彼は当初、とても高貴な信仰の働きをしたのに、こんなにも卑しい心に成り下がってしまった様を見るのは、とても残念な事だ。
私達はこの事をよくよく気をつけるべきである。当初は素晴らしい信仰と忍耐によって高貴な働きをし、多くの奇跡が起きても、豊かに有名になるにつれて傲慢になり、悪い事に用いられてしまった例は、沢山ある。
心を尽くして主に信頼して歩むなら、確かに祝福され、勝利し、奇跡も起き、病の癒しもあるだろう。成功して有名になるだろう。しかしその時こそ強敵が必ず現れる事を忘れてはならない。その敵は自分自身の「傲慢」である。多くの王達や牧師達の中に、それに負けてしまった人達も多くいる。私達は主のために生き、死ぬなら主のために死ぬ者である事を忘れず、生きるにも死ぬにも主の栄光を現す者でありたい。

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