メッセージ - 朝明けの祈り(詩篇5篇)

朝明けの祈り(詩篇5篇)

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執筆 : 
pastor 2018-8-24 0:03

朝明けの祈り(詩篇5篇)
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メッセージ音声

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聖歌隊の指揮者によって笛にあわせてうたわせたダビデの歌
5:1 主よ、わたしの言葉に耳を傾け、わたしの嘆きに、み心をとめてください。
5:2 わが王、わが神よ、わたしの叫びの声をお聞きください。わたしはあなたに祈っています。
5:3 主よ、朝ごとにあなたはわたしの声を聞かれます。わたしは朝ごとにあなたのために/いけにえを備えて待ち望みます。

詩篇5篇は、朝明けの祈り(Dawn Prayer)と言われている。
夜番をする羊飼いにとって、夜明けの時は、待ち遠しいものである。
元々羊飼いだったダビデはは、その時から夜明け前に御前で祈る習慣を持っていたのだろう。

3節の「いけにえを備えて(アーラフ)」は、「準備する」の意味、「待ち望みます(ツァーファー)」は「前方に向く」「じっと見つめる」の意味である。
すなわちダビデは、一日の一番最初の時を主に捧げるために自分を整え、主をじっと待ち望んだのだ。
彼はこの時、彼を憎み、悪をたくらむ者によって、脅かされていた。

5:4 あなたは悪しき事を喜ばれる神ではない。悪人はあなたのもとに身を寄せることはできない。
5:5 高ぶる者はあなたの目の前に立つことはできない。あなたはすべて悪を行う者を憎まれる。

悪を行う者は、聖徒の集いに、そして神の御前に、立つ事ができない。
しかし主の民は、いつも御前を歩むようにと主から命じられている。

創世記17:1 アブラムの九十九歳の時、主はアブラムに現れて言われた、/「わたしは全能の神である。あなたはわたしの前に歩み、全き者であれ。

「主と共に歩む」事、これこそ、御前において全き者である。それは何も、罪を犯さない状態を続ける事ではない。
たとえ肉の情欲に飲まれ、まさに罪を犯しそうな瞬間でも、あるいは、犯してしまっている真っ最中であったとしても、心を主へと向け、神に喜ばれない罪を犯さざるを得ない自分を悲しみ、御前に憐れみを請い求める人こそ「主と共に歩む人」である。詩篇51篇は、ダビデがまさに罪を犯した時でも主と共に歩んだ結果生まれた詩篇と言える。
神と共なる歩みを積み上げれば積み上げるほどに、主はその人をますますきよい霊によってきよめ、喜んで仕える霊を送って、その人を支えて下さる。

逆に、いかに悪い事を「していない」状態が続いたとしても、あるいは、どんなに素晴らしい善行をしているとしても、心を主に向けない人は「主と共に歩まない人」、すなわち、義とはされない人である。

5:6 あなたは偽りを言う者を滅ぼされる。主は血を流す者と、人をだます者を忌みきらわれる。
5:7 しかし、わたしはあなたの豊かないつくしみ(ヘセド)によって、あなたの家に入り、聖なる宮にむかって、かしこみ伏し拝みます。

ダビデが宮に出て礼拝を捧げられるのは、まさに、神の豊かなヘセド(恵み、憐れみ、慈悲)によってである。
なぜなら、ダビデ自身も、人間である事には変わりなく、すなわち、罪人である事には変わりはないからだ。

5:8 主よ、わたしのあだのゆえに、あなたの義をもってわたしを導き、わたしの前にあなたの道をまっすぐにしてください。
5:9 彼らの口には真実がなく、彼らの心には滅びがあり、そののどは開いた墓、その舌はへつらいを言うのです。
5:10 神よ、どうか彼らにその罪を負わせ、そのはかりごとによって、みずから倒れさせ、その多くのとがのゆえに彼らを追いだしてください。彼らはあなたにそむいたからです。

ダビデはこの時、彼に悪をたくらむ人によって脅かされている状態で、その彼らに「その罪を負わせ、そのはかりごとによって、みずから倒れさせ、その多くのとがのゆえに彼らを追いだしてください」と祈っている。
それは決して高潔な祈りとは言えないかもしれないが、ダビデはいつもこのように、心の内を御前に正直に注ぎだしたからこそ、ダビデは敵を前に、実際的には高潔に振る舞う事が出来たのだ。

ダビデのいのちを追い回してきたサウルに対しても、善を悪で返したナバルに対しても、また、ダビデがアブシャロムの前から逃げていた時、盛んに呪いの言葉を吐きながら石を投げてきたシムイに対しても、ダビデは彼らを殺そうとする部下達を制し、彼らのいのちを助けてやった。

ダビデは、怒りをそのまま人にぶつけるのではなく、その気持ちをそのまま神へと持って行き、全てを神の正しいさばきを委ねたのだ。
もし相手が、ダビデがかけた「憐れみ」にふさわしいなら、主が憐れんで下さるが、しかし最終的には、サウルも、ナバルも、アブシャロムも、主ご自身が正しく裁かれた。

5:11 しかし、すべてあなたに寄り頼む者を喜ばせ、とこしえに喜び呼ばわらせてください。また、み名を愛する者があなたによって/喜びを得るように、彼らをお守りください。
5:12 主よ、あなたは正しい者を祝福し、盾をもってするように、恵みをもってこれをおおい守られます。

主の喜びに預かれる者は、主と共に歩む者、主により頼む者、主の御名を愛する者である。
ダビデは最後、全て主に寄り頼む者を喜ばせて下さい、正しい者を祝福して下さい、と祈っている。

しかし元来、正しい者も、義人も、ひとりもいない。

ローマ3:10 次のように書いてある、/「義人はいない、ひとりもいない。
 3:11 悟りのある人はいない、/神を求める人はいない。
 3:12 すべての人は迷い出て、/ことごとく無益なものになっている。善を行う者はいない、/ひとりもいない。
 3:13 彼らののどは、開いた墓であり、/彼らは、その舌で人を欺き、/彼らのくちびるには、まむしの毒があり、
 3:14 彼らの口は、のろいと苦い言葉とで満ちている。
 3:15 彼らの足は、血を流すのに速く、
 3:16 彼らの道には、破壊と悲惨とがある。
 3:17 そして、彼らは平和の道を知らない。
 3:18 彼らの目の前には、神に対する恐れがない」。

人間の中には、義人はひとりもいない。
ダビデは、彼に災いをもたらす者を「そののどは開いた墓、その舌はへつらいを言う」と言ったが、実は、ダビデ自身もそうだったのだ。
それでは、ダビデはどうして自分を「正しい」と言うことができるのか。ロマ書には、次のようにも書いてある。

ローマ10:8 では、なんと言っているか。「言葉はあなたの近くにある。あなたの口にあり、心にある」。この言葉とは、わたしたちが宣べ伝えている信仰の言葉である。
 10:9 すなわち、自分の口で、イエスは主であると告白し、自分の心で、神が死人の中からイエスをよみがえらせたと信じるなら、あなたは救われる。
 10:10 なぜなら、人は心に信じて義とされ、口で告白して救われるからである。
 10:11 聖書は、「すべて彼を信じる者は、失望に終ることがない」と言っている。

いかに人の口が「開いた墓」のようであったとしても、御言葉を口にして、信仰告白を口から出すなら、その口の告白によって救われるのだ。
信仰を混ぜ込んだ御言葉のテフィリンによって、人はどんどん清められていく。

ダビデは主により頼むと告白し、朝の明ける前から主と交わっているので、彼はあらゆる願いを祈る事ができたのだ。
私達も、イエス・キリストにあって常に神と交わりを持っているなら、いつでも大胆に御前に進み出て、時期を得た助けを願い出る事ができるのだ。

ヘブル4:14 さて、わたしたちには、もろもろの天をとおって行かれた大祭司なる神の子イエスがいますのであるから、わたしたちの告白する信仰をかたく守ろうではないか。
4:15 この大祭司は、わたしたちの弱さを思いやることのできないようなかたではない。罪は犯されなかったが、すべてのことについて、わたしたちと同じように試錬に会われたのである。
4:16 だから、わたしたちは、あわれみを受け、また、恵みにあずかって時機を得た助けを受けるために、はばかることなく恵みの御座に近づこうではないか。

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