メッセージ - ヨブが神から特別扱いされた理由(ヨブ記29章)

ヨブが神から特別扱いされた理由(ヨブ記29章)

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執筆 : 
pastor 2018-6-14 10:41

ヨブが神から特別扱いされた理由(ヨブ記29章)
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ヨブはこの28章では、祝福されていた昔の日々を思い返している。

29:1 ヨブはまた言葉をついで言った、
29:2 「ああ過ぎた年月のようであったらよいのだが、/神がわたしを守ってくださった日のようで/あったらよいのだが。
29:3 あの時には、彼のともしびがわたしの頭の上に輝き、/彼の光によってわたしは暗やみを歩んだ。
29:4 わたしの盛んな時のようであったならよいのだが。あの時には、神の親しみが/わたしの天幕の上にあった。
29:5 あの時には、全能者がなおわたしと共にいまし、/わたしの子供たちもわたしの周囲にいた。
29:6 あの時、わたしの足跡は乳で洗われ、/岩もわたしのために油の流れを注ぎだした。

彼は、昔の日々が祝福されていた事の根拠を、神に置いている。
「神がわたしを守ってくださった」「彼(神)のともしびがわたしの頭の上に輝き」「彼(神)の光によってわたしは暗やみを歩んだ。」「神の親しみが/わたしの天幕の上にあった」「全能者がなおわたしと共にいまし」、と。

もしヨブが、昔の繁栄の原因を、神に見出しておらず、自分の力がそうしたのだと思って、過ぎし日々を懐かしんでいただけなら、ただの落ちぶれた元お金持ちに過ぎない。
しかし、ヨブがそうでないのは、彼は過ぎた日々の繁栄の中に、いつも神を見ていた事であり、彼のように、神に祝福の根拠を置く者が、神から特別扱いを受ける者のたしなみである。

続いてヨブは、かつて人々から尊敬されていた事を述懐する。

29:7 あの時には、わたしは町の門に出て行き、/わたしの座を広場に設けた。
29:8 若い者はわたしを見てしりぞき、/老いた者は身をおこして立ち、
29:9 君たる者も物言うことをやめて、/その口に手を当て、
29:10 尊い者も声をおさめて、/その舌を上あごにつけた。
29:11 耳に聞いた者はわたしを祝福された者となし、/目に見た者はこれをあかしした。

ヨブはかつて、町の長老たちからも若者たちからも尊敬され、ヨブが語ると皆だまり、ヨブの口から出て来た言葉を、皆、尊敬の念を込めて見た。
このようにヨブが受けた繁栄の理由は、続く節にある。

29:12 これは助けを求める貧しい者を救い、/また、みなしごおよび助ける人のない者を/救ったからである。
29:13 今にも滅びようとした者の祝福がわたしに来た。わたしはまたやもめの心をして喜び歌わせた。
29:14 わたしは正義を着、正義はわたしをおおった。わたしの公義は上着のごとく、/また冠のようであった。
29:15 わたしは目しいの目となり、/足なえの足となり、
29:16 貧しい者の父となり、/知らない人の訴えの理由を調べてやった。
29:17 わたしはまた悪しき者のきばを折り、/その歯の間から獲物を引き出した。

寄るべのない者に施しをするのは、主に貸すことである。(箴言19:17)
ヨブには沢山の主への「貸し」をつくったから、それだけ祝福されたのであり、もしヨブがそういう人でなければ、あの祝福はあり得なかった。

29:18 その時、わたしは言った、/『わたしは自分の巣の中で死に、/わたしの日は砂のように多くなるであろう。
29:19 わたしの根は水のほとりにはびこり、/露は夜もすがらわたしの枝におくであろう。
29:20 わたしの栄えはわたしと共に新しく、/わたしの弓はわたしの手にいつも強い』と。

ヨブは、彼が死んだ後も、彼の日は多くなる、と言った。
ヨブは、死んだ後の報いも見据えていたのだ。
それは新約的な思想に見えるかもしれないが、旧約にも書いてある。

詩篇112:1 主をほめたたえよ。主をおそれて、そのもろもろの戒めを/大いに喜ぶ人はさいわいである。
112:2 その子孫は地において強くなり、正しい者のやからは祝福を得る。
112:3 繁栄と富とはその家にあり、その義はとこしえに、うせることはない。
112:4 光は正しい者のために暗黒の中にもあらわれる。主は恵み深く、あわれみに満ち、正しくいらせられる。
112:5 恵みを施し、貸すことをなし、その事を正しく行う人はさいわいである。
112:6 正しい人は決して動かされることなく、とこしえに覚えられる。
112:7 彼は悪いおとずれを恐れず、その心は主に信頼してゆるがない。
112:8 その心は落ち着いて恐れることなく、ついにそのあだについての願いを見る。
112:9 彼は惜しげなく施し、貧しい者に与えた。その義はとこしえに、うせることはない。その角は誉を得てあげられる。
112:10 悪しき者はこれを見て怒り、歯をかみならして溶け去る。悪しき者の願いは滅びる。

ヨブはまさに、この詩篇にある通り、恵みを施し、貸すことをなし、その事を正しく行った。彼は惜しげなく施し、貧しい者に与えた。
その義はとこしえにうせることはなく、その角は、誉を得てあげられる、と書いてある通りである。
ただヨブは、喜びによって主に仕えていたのではなく、恐れによって仕えていた(1:5)のであり、心は常に祝福が奪われる事を恐れていた(3:25)。

29:21 人々はわたしに聞いて待ち、/黙して、わたしの教に従った。
29:22 わたしが言った後は彼らは再び言わなかった。わたしの言葉は彼らの上に/雨のように降りそそいだ。
29:23 彼らは雨を待つように、わたしを待ち望み、/春の雨を仰ぐように口を開いて仰いだ。
29:24 彼らが希望を失った時にも、/わたしは彼らにむかってほほえんだ。彼らはわたしの顔の光を除くことができなかった。
29:25 わたしは彼らのために道を選び、/そのかしらとして座し、/軍中の王のようにしており、/嘆く者を慰める人のようであった。

以上のように、かつてのヨブは大いに祝福されていた理由は、主への愛や喜びによってというより、むしろ彼の行いによるものだった。
主はそんなヨブを、さらに深い神との関係へと、導いて下さる。

現代のキリスト者は、ヨブとは逆に、主との愛と喜びの関係は重視しても、主への恐れと御言葉の実行にうとい所がある。
御言葉を実行する所には、祝福がある。
事実、現代のユダヤ人は、イエス様を救い主として受け入れていないにもかかわらず、律法の行いがある故に、頭脳においても支配権においても大いに祝福されているではないか。
私達は、イエス様を信じて、それで満足する所にとどまらず、御言葉の実行をもって大いに祝福されるものでありたい。

イザヤ58:6 わたしが選ぶところの断食は、悪のなわをほどき、くびきのひもを解き、しえたげられる者を放ち去らせ、すべてのくびきを折るなどの事ではないか。
58:7 また飢えた者に、あなたのパンを分け与え、さすらえる貧しい者を、あなたの家に入れ、裸の者を見て、これを着せ、自分の骨肉に身を隠さないなどの事ではないか。
58:8 そうすれば、あなたの光が暁のようにあらわれ出て、あなたは、すみやかにいやされ、あなたの義はあなたの前に行き、主の栄光はあなたのしんがりとなる。
58:9 また、あなたが呼ぶとき、主は答えられ、あなたが叫ぶとき、『わたしはここにおる』と言われる。もし、あなたの中からくびきを除き、指をさすこと、悪い事を語ることを除き、
58:10 飢えた者にあなたのパンを施し、苦しむ者の願いを満ち足らせるならば、あなたの光は暗きに輝き、あなたのやみは真昼のようになる。
58:11 主は常にあなたを導き、良き物をもってあなたの願いを満ち足らせ、あなたの骨を強くされる。あなたは潤った園のように、水の絶えない泉のようになる。
58:12 あなたの子らは久しく荒れすたれたる所を興し、あなたは代々やぶれた基を立て、人はあなたを『破れを繕う者』と呼び、『市街を繕って住むべき所となす者』と/呼ぶようになる。

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