メッセージ - シメオン族の系図 - 御声を聞く人の幸いと、欲望の声に聞く人の災い(1歴代誌4:24-43)

シメオン族の系図 - 御声を聞く人の幸いと、欲望の声に聞く人の災い(1歴代誌4:24-43)

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pastor 2017-7-31 7:04

シメオン族の系図 - 御声を聞く人の幸いと、欲望の声に聞く人の災い(1歴代誌4:24-43)
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今まではユダ族の系図だったが、今回の箇所から、他の部族の系図に入るが、これら部族の系図は、バビロン捕囚後に残ったユダ族やレビ族ほど詳細には記されない。
その中で真っ先に記されたのは、シメオン族の系図であった。

4:24 シメオンの子らはネムエル、ヤミン、ヤリブ、ゼラ、シャウル。

シメオンの名の意味は「聞く(シェマー)」、申命記でよく言われている「シェマー・イスラエル(聞けイスラエル)」の、シェマーである。
彼の母レアが彼を産んだ時、「主はわたしが嫌われるのをお聞きになって、わたしにこの子をも賜わった」と言って、つけた名である。

4:27 シメイには男の子十六人、女の子六人あったが、その兄弟たちには多くの子はなかった。またその氏族の者はすべてユダの子孫ほどにはふえなかった。
4:28 彼らの住んだ所はベエルシバ、モラダ、ハザル・シュアル、
4:29 ビルハ、エゼム、トラデ、
4:30 ベトエル、ホルマ、チクラグ、
4:31 ベテ・マルカボテ、ハザル・スシム、ベテ・ビリ、およびシャライムである。これらはダビデの世に至るまで彼らの町であった。

シメオンは、旧約聖書の中ではあまりぱっとしない部族である。
シメオンは色々な地方に散って、ユダ族ほどには増えなかった事が記されているが、この事は、実は彼の父ヤコブによって預言されていた。

族長時代、シメオンとレビは、シェケムの男に妹ディナが汚された事の復讐のために”割礼”という主の聖なる契約を利用して、シェケムの男たちを欺き、彼らが割礼を受けて弱っている時に、男達を皆殺しにし、女子供や家畜を分捕るという蛮行を行った。(創世記34章)
それ故ヤコブは、彼らのその激しい怒りを呪い、その言葉の通りにシメオン族はユダ族の中へと”散らされる”形となってしまった。
『シメオンとレビとは兄弟。彼らのつるぎは暴虐の武器。わが魂よ、彼らの会議に臨むな。わが栄えよ、彼らのつどいに連なるな。彼らは怒りに任せて人を殺し、/ほしいままに雄牛の足の筋を切った。彼らの怒りは、激しいゆえにのろわれ、/彼らの憤りは、はなはだしいゆえにのろわれる。わたしは彼らをヤコブのうちに分け、イスラエルのうちに散らそう。』(創世記49:5-7)

また、エジプトを出た荒野にて、イスラエルが異邦の女達とみだらな事をしだした時、主の罰を受け、皆が自分達の中から悪を取り除こうと悲しみながら悔い改めの集会をしている真っ最中、彼らの目の前で、シメオン族の長の男が、異邦の女を自分の天幕に連れ込む事をした。(民数記25章)
それを見たレビの子孫・祭司ピネハスが、その男女の腹を槍で一突きにして殺し、主の怒りを自分の怒りとしてあらわしたため、イスラエルへの疫病が止んだが、シメオン族の長が、このような事を平気でしていた、という事は、一族もろとも、それに同意するような霊的状況であったのだろう。
事実、シメオン族は、荒野の40年で、イスラエル12部族中最も減少率の激しい一族であった。

4:34 メショバブ、ヤムレク、アマジヤの子ヨシャ、
4:35 ヨエル、アシエルのひこ、セラヤの孫、ヨシビアの子エヒウ。
4:36 エリオエナイ、ヤコバ、エショハヤ、アサヤ、アデエル、エシミエル、ベナヤ、
4:37 およびシピの子ジザ。シピはアロンの子、アロンはエダヤの子、エダヤはシムリの子、シムリはシマヤの子である。
4:38 ここに名をあげた者どもはその氏族の長であって、それらの氏族は大いにふえ広がった。

この名前を連ねた人達は、シメオン族であるものの、主流の系図との関わりは不明である。
しかし、ここに名を連ねた理由は、彼らが信仰をもってカナンの地を占領して行ったためだ。

4:39 彼らは群れのために牧場を求めてゲドルの入口に行き、谷の東の方まで進み、
4:40 ついに豊かな良い牧場を見いだした。その地は広く穏やかで、安らかであった。その地の前の住民はハムびとであったからである。
4:41 これらの名をしるした者どもはユダの王ヒゼキヤの世に行って、彼らの天幕と、そこにいたメウニびとを撃ち破り、彼らをことごとく滅ぼして今日に至っている。そこには、群れのための牧場があったので、彼らはそこに住んだ。
4:42 またシメオンびとのうちの五百人はイシの子らペラテヤ、ネアリヤ、レパヤ、ウジエルをかしらとしてセイル山に行き、
4:43 アマレクびとで、のがれて残っていた者を撃ち滅ぼして、今日までそこに住んでいる。

シメオン族の中にも、それぞれの役割を正統に果たそうとする人達がおり、そしてその通り実行した結果、彼らは「今日まで」そこに住むという幸いを得ている。
今日まで、とは、歴代誌が記された時代、エズラの時代まで、という事だ。

シメオン族は、モーセの祝福からも除外されてしまう程の、どうしようもない部族だったが、新約では、シメオンの名を持つ人には良い人物が多い。
イエス様の十二弟子の筆頭であるシモンは、ヘブライ語読みはシメオンである。
また、イエス様が誕生した時、正しく信仰深いシメオンという人が、幼子イエス様を抱き、イエス様とその両親について、将来を預言し、祝福した。(ルカ2:25-35)
彼は、イスラエルが慰められるのを待ち望んでいた敬虔な人で、聖霊の言う事を聞く事が出来、救い主に会うまでは死ぬことはない、という、聖霊の示しを受けていた。
また、イエス様の受難の時、イエス様の十字架を一緒に背負ったのも、クレネ人シモン(シメオン)であった。

シメオン、その名の意味は「聞く」であった。
聞く姿勢があるシメオンには、イエス様の誕生にも、イエス様の働きの時にも、イエス様の十字架の時にも、そこに同席する恵みに与る事が出来、そして、黙示録においては、新しくされたイスラエル12部族の一つとして、共に栄誉に与る事が出来るのである。

主の御声に聞くのでなく、怒りという声、性的欲望という声に聞いた結果、呪われ、減らされ、モーセの祝福からも除外されてしまった事で、シメオン族はあわてた事だろう。
しかし、いかにモーセの祝福から除外されたとしても、悔い改めて、主に立ち返り、主に聞く姿勢へと帰るなら、再び恵みに与ることが出来るのだ。

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