メッセージ - 栄光のダビデ王家、その没落して行ってしまった理由(1歴代誌3:1-24)

栄光のダビデ王家、その没落して行ってしまった理由(1歴代誌3:1-24)

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pastor 2017-7-20 21:52

栄光のダビデ王家、その没落して行ってしまった理由(1歴代誌3:1-24)
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第一歴代誌3章は、特に、ダビデ王家の家系が記されており、1−4節はダビデがヘブロンで王であった期間に生まれた子達、5-8節はエルサレムで王であった期間に生まれた子達が記されている。
10節以降、16節まではダビデの子ソロモン以降、歴代の王達が記されており、17節以降は、バビロン捕囚以降の王家の家系が記されている。

3:1 ヘブロンで生れたダビデの子らは次のとおりである。長子はアムノンでエズレルびとアヒノアムから生れ、次はダニエルでカルメルびとアビガイルから生れ、
3:2 第三はアブサロムでゲシュルの王タルマイの娘マアカの産んだ子、第四はアドニヤでハギテの産んだ子、
3:3 第五はシパテヤでアビタルから生れ、第六はイテレアムで、彼の妻エグラから生れた。
3:4 この六人はヘブロンで彼に生れた。ダビデがそこで王となっていたのは七年六か月、エルサレムで王となっていたのは三十三年であった。
・・・
3:9 これらはみなダビデの子である。このほかに、そばめどもの産んだ子らがあり、タマルは彼らの姉妹であった。

この、ヘブロンで生まれた子達で、サムエル記などに特筆されている子達は長子アムノン、三男アブシャロム、四男アドニヤであるが、いずれも災いの物事を起こし、剣で殺された者達であった。
アムノンは三男アブシャロムの妹であるタマルを力づくで犯し、その日、ダビデは一度に、強姦の罪を犯した息子の父親・強姦被害者の娘の父親になってしまった。
しかしその後、アムノンは何のお咎め無しのまま過ごし、ついにはアブシャロムによって殺されてしまった。
アブシャロムは父に歩み寄ろうと多くの努力をするも、父はのらりくらりとかわし続け、ついにはアブシャロムは父王に反逆してクーデターを起こした。
父ダビデ王はそんなアブシャロムに対しても憐れみをもって対応するが、しかし父に反逆して王権ご強奪し、また性的な面で父を嘲ったアブシャロムは、主に呪われた形で殺されてしまった。
四男アドニヤは、ソロモンが次の王になると知らされていたにも関わらず、自分で勝手に王になろうとした。
しかしダビデははっきりとソロモンが王であると宣言し、彼は謹慎処分を受けたにもかかわらず、バテ・シェバをそそのかしてなおも王になろうとしたゆえに、殺されてしまった。

このように見ると、あの偉大な王ダビデの子どもたちは、災い続きであるように見える。
その理由は、ひとえに、ダビデ王自身の罪の刈り取りであるといえる。
主は確かにダビデの罪を見過ごして下さった。しかし、犯罪を犯した人は相応の服役をしなくてはならないように、彼が行った事の報いは、彼自身が受けなくてははらない。
『しかしあなたはこの行いによって大いに主を侮ったので、あなたに生れる子供はかならず死ぬでしょう」。』(2サムエル記12:14)
ダビデが犯した「姦淫」は、産んで増えて行く「いのち」に対する冒涜であり、姦淫をする人は、生まれてくる子や身内の「いのち」から災いを返されてしまうものだ。
ダビデ自身は、彼が犯した姦淫と殺人の報いをその身に受けなかったが、彼が産んだいのちが、その報いを受ける事になってしまい、ダビデは、自分の罪の故に死ぬのではなく、罪を背負い、報いを刈り取りつつ生きなくてはならなくなったのだ。
罪の刈り取りは、必ずある。しかし主は、人が一度罪を犯せば罰の中に永遠に閉じ込めたままにされるお方ではない。懲らしめられて悔い、主に帰ろうとする人を、主は憐れまずにはいられない。(エレミヤ31:18-22)

3:5 エルサレムで生れたものは次のとおりである。すなわちシメア、ショバブ、ナタン、ソロモン。この四人はアンミエルの娘バテシュアから生れた。

この4人は、バテ・シュアから生まれた。サムエル記ではバテ・シェバであるが、なぜ歴代誌ではバテシュアと記されているのか。
たまに、歴代誌の名前の記述と、列王記など他の書の記述が違う事があるのには、それぞれの理由があるであろうが、その理由の一つに、「読み替え」がある。
読み替えとは、似た発音であるけれども、言葉の中の意味付けを違える、言葉遊び的な行為である。
たとえば、サムエル記における「バテ・シェバ」の名前の意味は「誓いの娘」、歴代誌における「バテ・シュア」の名前の意味は「豊かさの娘」である。
もしかすると、歴代誌記者は、ダビデが不当な形であるにせよ妻にしたこの女性が、かえって豊かな子孫の源となった事を示すために、そのような読み替えを行ったのかもしれない。

3:10 ソロモンの子はレハベアム、その子はアビヤ、その子はアサ、その子はヨシャパテ、
3:11 その子はヨラム、その子はアハジヤ、その子はヨアシ、
3:12 その子はアマジヤ、その子はアザリヤ、その子はヨタム、
3:13 その子はアハズ、その子はヒゼキヤ、その子はマナセ、
3:14 その子はアモン、その子はヨシヤ、
3:15 ヨシヤの子らは長子ヨハナン、次はエホヤキム、第三はゼデキヤ、第四はシャルムである。
3:16 エホヤキムの子孫はその子はエコニア、その子はゼデキヤである。

以上の名前は、列王記でも学んだ、南ユダ王国の歴代の王達である。
敬虔なユダヤ人であれば、それぞれの王達のそれぞれのドラマをよく知っているため、この「人名の羅列」を読む時も、一人一人に込められたドラマ、すなわち主に従って祝福されたドラマ、あるいは、主を軽んじて呪われたドラマを、この僅か7節の中に、走馬灯のように見えるのである。

3:17 捕虜となったエコニヤの子らはその子シャルテル、
3:18 マルキラム、ペダヤ、セナザル、エカミア、ホシャマ、ネダビヤである。

バビロン捕囚以降のダビデの血筋の者が、17節以降に記されている。
22節に登場するハトッシは、エズラと共にバビロン捕囚から帰還した、ダビデ王家のものであることが、エズラ8:2に記されている。
歴代誌は、エズラの時代に記されたものと思われるが、3章後半において、いよいよ、リアルタイムに生きる人々の名前が記述されるに至ったわけである。

ダビデの代は姦淫によっていのちが汚され、そして、子どもたちに御言葉伝授をしっかりして来なかった事によって、災い多くしてしまい、ついにはバビロン捕囚の憂き目に遭ってしまった。
エズラは、自分たちは御言葉がなかったから、御言葉を子どもたちに教える事をして来なかったから滅びた、と分かり、テフィリン教育、すなわち、御言葉暗唱教育を始めた。
それが現代に至り、ユダヤ人は13歳までにモーセ五書を暗唱できるようになり、今日、ユダヤ人は金銭的に、権力的に祝福されているのである。
私達クリスチャンも、御言葉教育にこそ力を入れるべきである。

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