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メッセージ - 全く同一である列王記のパターンと、私達の人生のパターン(1列王記22:41-53)

全く同一である列王記のパターンと、私達の人生のパターン(1列王記22:41-53)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » 1列王記
執筆 : 
pastor 2016-10-10 21:10

全く同一である列王記のパターンと、私達の人生のパターン(1列王記22:41-53)
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第一列王記の講解説教は、いよいよ今回で終わる。
と言っても、原典ヘブル語聖書には元々、「第一」や「第二」の区切りは無かったので、この「第一」の終わりの内容も、何か物語の終わりを飾るに相応しいストーリー的な盛り上がりが特にあるわけではないし、第二列王記の始まりも、「第一」の続きがすぐに始まる。
そしてこの第一列王記の終わりは、アハブと同時代を生きたヨシャパテ王の歩みと、アハブの子・アハズヤの歩みの簡潔な説明によって終わる。

『アサの子ヨシャパテはイスラエルの王アハブの第四年にユダの王となった。ヨシャパテは王となった時、三十五歳であったが、エルサレムで二十五年世を治めた。その母の名はアズバといい、シルヒの娘であった。』(1列王記22:41-42)
ヨシャパテ王については、第二歴代誌のほうがもっと詳細に記されている。

『ヨシャパテは父アサのすべての道に歩み、それを離れることなく、主の目にかなう事をした。ただし高き所は除かなかったので、民はなお高き所で犠牲をささげ、香をたいた。』(1列王記22:43)
イスラエルにおける礼拝は、本来、エルサレムの神殿でのみ行うべきものであったが、長い歴史の中で、イスラエル各地にある「高き所」でもずっと行われてきた。
この「高き所」は元々、異邦の民が築き上げた礼拝所で、全て粉砕されなくてはならない事はモーセをとして命じられていた。(申命記12:1-3)
しかしこの高き所は、後の時代にもずっと残りり続けていた。
良い王と悪い王とが交錯する長い歴史の中で、律法の知識が廃れ、イスラエルの民は何が礼拝の基準であるのかが分からないままに行なってしまっていたのを、主は杓子定規に裁く事はせず、むしろ彼らを憐れんで下さった。

『ヨシャパテはまたイスラエルの王と、よしみを結んだ。ヨシャパテのその他の事績と、彼があらわした勲功およびその戦争については、ユダの王の歴代志の書にしるされているではないか。彼は父アサの世になお残っていた神殿男娼たちを国のうちから追い払った。』(1列王記22:44-46)
神殿男娼は、彼の父アサの時代にも追い出したはずであったが(1列王記15:9-12)、それは徹底されていなかったのだろう。
ヨシャパテは、それを追い出した。
このようにヨシャパテは、主の目に良い事を行なって祝福されたが、第二歴代誌を見ると、彼はイスラエルの王・アハブと同盟を結んだ故に、災いが起こってしまう事が預言されている。

『ユダの王ヨシャパテは、つつがなくエルサレムの自分の家に帰った。そのとき、先見者ハナニの子エヒウが出てヨシャパテを迎えて言った、「あなたは悪人を助け、主を憎む者を愛してよいのですか。それゆえ怒りが主の前から出て、あなたの上に臨みます。しかしあなたには、なお良い事もあります。あなたはアシラ像を国の中から除き、心を傾けて神を求められました」。』(2歴代誌19:1-3)
ヨシャパテは、預言者から警告を受けた後、イスラエルの主だった人々を集め、彼らには主を恐れ敬うよう、主の道を歩むように指導した。
しかしその内に、モアブ人・アンモン人の連合軍が大軍をもってヨシャパテの国に攻め寄せて来た。(同20章)
そこでヨシャパテ王は、全国に断食を布告し、ただ主に助けを求め祈る集会をした。

その時、主の霊が一人の人に臨み、主の言葉が告げられた。
すなわち、この戦いは、ヨシャパテ達の戦いではなく、主が戦って下さる、だから恐る事は無い、と。
ヨシャパテは主をほめ讃え、苦しみの中に始まった集会は、喜びの集会となった。

戦いの日、彼らは兵士を先頭に配置せず、賛美の聖歌隊を先頭に配置した。
彼らが主と敵との前で賛美の声を上げはじめると、主は伏兵を遣わし、敵を同士討ちさせるようにして下さり、こうしてイスラエルはただ賛美を捧げている内に、敵は全滅してしまった。
彼らが分捕りをするために出ていくと、あまりにも多くの分捕りがあったために、それだけで3日もかかったという。
こうしてヨシャパテ王は、いよいよ栄えて行った様が、第二歴代誌20章に記されている。

しかし彼は、そのように名声と富が増し加わった時、再び過ちを犯してしまう。
『そのころエドムには王がなく、代官が王であった。ヨシャパテはタルシシの船を造って、金を獲るためにオフルに行かせようとしたが、その船はエジオン・ゲベルで難破したため、ついに行かなかった。そこでアハブの子アハジヤはヨシャパテに「わたしの家来をあなたの家来と一緒に船で行かせなさい」と言ったが、ヨシャパテは承知しなかった。ヨシャパテはその先祖と共に眠って、父ダビデの町に先祖と共に葬られ、その子ヨラムが代って王となった。』(1列王記22:47-50)
ヨシャパテは船団を造って、富をさらに増し加えようとしたのだが、頓挫した。
それは、彼は悪しき者と結託してしまったためであった。

『この後ユダの王ヨシャパテはイスラエルの王アハジヤと相結んだ。アハジヤは悪を行った。ヨシャパテはタルシシへ行く船を造るためにアハジヤと相結び、エジオン・ゲベルで一緒に船数隻を造った。その時マレシャのドダワの子エリエゼルはヨシャパテに向かって預言し、「あなたはアハジヤと相結んだので、主はあなたの造った物をこわされます」と言ったが、その船は難破して、タルシシへ行くことができなかった。』(2歴代誌20:35-37)
つまりヨシャパテは、富をさらに得たいがために、主の目に忌み嫌われる者であるアハズヤと結託してしまったのだ。
彼はアハブ王と結託し、散々な目に遭ったというのに、同じ過ちを犯してしまった。

私達は、世に出て行って、主の目に悪を行っているような人達とも一緒になって生きざるを得ないし、一緒に仕事をしなくてはならないものだが、ここで注意すべきは、私達・神の民は、世に媚びるために、または世の栄華や富を得るために、神の国の価値観を捨て去って、世に対して媚びたり卑屈になったりしてはならない事だ。
私達は、邪悪な者達もいる世に出て行って、ビジネスしたり、福音を伝えたりする事によって、はびこっている死をキリストのいのちでどんどん飲み込んで行くべきではあるけれど、ヨシャパテがアハブの言いなりになってしまったように、邪悪な者のいいなりになって、彼らの欲望満足のために汚れた事に利用されたりしてはならないのだ。

私達・「教会」や「兄弟姉妹の集い」は、きよく保ち続けるべきである。
『あなたがたは、少しのパン種が粉のかたまり全体をふくらませることを、知らないのか。新しい粉のかたまりになるために、古いパン種を取り除きなさい。あなたがたは、事実パン種のない者なのだから。わたしたちの過越の小羊であるキリストは、すでにほふられたのだ。ゆえに、わたしたちは、古いパン種や、また悪意と邪悪とのパン種を用いずに、パン種のはいっていない純粋で真実なパンをもって、祭をしようではないか。』(1コリント5:6-8)

ヨシャパテは、アハズヤというパン種を、自分の王国の中にに混入させてしまったために、彼が構築していた船団は、主にあって破壊されてしまった。
彼はこの出来事に懲りたのだろう、彼はアハズヤから「わたしの家来をあなたの家来と一緒に船で行かせなさい」と言われた時、承知しなかった。(1列王記22:49)

『アハブの子アハジヤはユダの王ヨシャパテの第十七年にサマリヤでイスラエルの王となり、二年イスラエルを治めた。彼は主の目の前に悪を行い、その父の道と、その母の道、およびかのイスラエルに罪を犯させたネバテの子ヤラベアムの道に歩み、バアルに仕えて、それを拝み、イスラエルの神、主を怒らせた。すべて彼の父がしたとおりであった。』(1列王記22:51-53)
アハブとイゼベルの間の子、アハズヤが王として統治した期間は、たった2年だった。
彼はその短い統治の間、父と母の道に歩み、バアル礼拝をし、主を怒らせた、と記されている。

彼の父・アハブの時代、エリヤやミカヤ、その他の預言者達から、あれだけ主に立ち返るように、と、多くのしるしをもって示されて来たというのに、それでも彼はバアルを拝み、主に忌み嫌われる事を積極的に行った。
それで彼は、せっかく主から与えられた恵みの猶予を全く無駄使いしてしまい、彼の王国と人生は早々と閉じられてしまう事になる。
どのようにして彼は死ぬのか、また、彼が神からどのような警告を受けたのか、それらの話は、第二列王記へと引き継がれる。

このように「第一列王記」は、全く今までの「列王記のパターン」通りに終わり、第二列王記もまた、そのパターン通りに始まる。
列王記のパターン、それは、イスラエルの王達それぞれの治世の記録であり、何年統治したか、その王は、主に従った「良い王」であったか、主に従わない「悪い王」であったかという評価が、淡々と記されている。
その王が主に聞き従う「良い王」であるなら、祝福され、栄える。
しかし、王が主に従わないなら、その時代は呪われ、衰退する。
この決して揺るがされなかったパターンは、まさに私達の人生に全く当てはまる。
私達がこの書を読む時、自分自身の人生で、何をしたら祝福され、何をしたら呪われるのか、それをよく読み解いて行くべきである。

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