メッセージ - 出エジプトの40年前(出エジプト記2:11-15)

出エジプトの40年前(出エジプト記2:11-15)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » 出エジプト記
執筆 : 
pastor 2012-10-31 22:34

礼拝説教メッセージ音声:出エジプトの40年前(出エジプト記2:11-15):右クリックで保存

赤ちゃんだった頃のモーセはしばらくの間、実の母の元でイスラエルの民として育てられ、パロの娘の所に戻されて以降はエジプトの王子としての最高教育を受け、40歳になった時、自分の民を憐れむ心が芽生えた。
しかし、彼が最初に取ったイスラエル人を救う方法とは、追い使うエジプト人を隠れて殺し、その遺体を埋めて隠す事だった。(出エジプト2:11-12)

次の日、モーセが見ると、同じヘブル人同士が争っており、モーセが「あなたはなぜ、あなたの友を打つのですか」と言うと、
「だれがあなたを立てて、われわれのつかさ、また裁判人としたのですか。エジプトびとを殺したように、あなたはわたしを殺そうと思うのですか」
と言われたモーセは、あの事が知れてしまったと思い、エジプトから逃げた。

モーセがエジプト人を殺した時、周囲に誰もいなかったのに、何故知られてしまったのか。恐らく、その事を皆に告げ口したのは、当のモーセに助けられたヘブル人だったのだろう。
ヘブル人たちからすれば、自分達が奴隷仕事をし、男子の赤子は皆殺されている間に彼だけが助かり、エジプト最高の英才教育を受け、言葉にもわざにも力を帯びているようなモーセに、救い主になって欲しくは無かったのかもしれない。
そのためモーセはエジプトから逃げなくてはならなくなってしまい、ヘブル人達は結局、圧政の中強制労働する期間を、もう40年プラスする事となってしまった。
『偽る者は争いを起し、つげ口する者は親しい友を離れさせる。 しえたげる者はその隣り人をいざない、これを良くない道に導く。 』(箴言16:28)

この時のエジプトもヘブル人達も、力に対しては力、争いには争い、という世界のようである。
モーセもヘブル人も、エジプト流に「打つ事」「争う事」によって物事を解決しようとしたため、結局、さらに悪い方向へ物事を進めてしまったのだ。
「あなたがたが知っているとおり、すべて兄弟を憎む者は人殺しであり、人殺しはすべて、そのうちに永遠のいのちをとどめてはいない。」(1ヨハネ3:15)

この時、モーセはまだ神が認める指導者としては、整えられていなかったし、ヘブル人達も、兄弟を打ち叩いたり同胞を告げ口するような肉的余力があって、モーセもヘブル人達もまだ整えられていなかった。
そのため、もう40年、整えられる期間を過ごす事となる。

モーセは言葉にもわざにも力があった(使徒7:22-24)のに、ミデヤンの地でさらに40年過ごすうちに、口下手になってしまった。(出エジプト4:10)
かの出来事が、よほどショックだったのだろう。
パウロもまた、コリント人から「手紙は重味があって力強いが会って見ると外見は弱々しく話はつまらない」と言われてしまうほどに、外見はぱっとせず口達者でもなかった。(2コリント10:10)

主の力は、人のすぐれた言葉や知恵によらず、人の弱さのうちに完全に現われ、そうして、ただ純粋に神の力が証明されるのである。(1コリント2:1-5)
『しかし、主は、「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現われるからである。」と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。』(2コリント12:9)

力わざでねじ伏せるのは、御国のやり方ではない。
神の国の子の流儀は、以下に書いてある通りである。

『だれに対しても悪をもって悪に報いず、すべての人に対して善を図りなさい。あなたがたは、できる限りすべての人と平和に過ごしなさい。
愛する者たちよ。自分で復讐をしないで、むしろ、神の怒りに任せなさい。なぜなら、「主が言われる。復讐はわたしのすることである。わたし自身が報復する」と書いてあるからである。
むしろ、「もしあなたの敵が飢えるなら、彼に食わせ、かわくなら、彼に飲ませなさい。そうすることによって、あなたは彼の頭に燃えさかる炭火を積むことになるのである」。悪に負けてはいけない。かえって、善をもって悪に勝ちなさい。』(ローマ12:17)

『御使のかしらミカエルは、モーセの死体について悪魔と論じ争った時、相手をののしりさばくことはあえてせず、ただ、「主がおまえを戒めて下さるように」と言っただけであった。しかし、この人々は自分が知りもしないことをそしり、また、分別のない動物のように、ただ本能的な知識にあやまられて、自らの滅亡を招いている。』(ユダ9-10)

悪魔は、モーセが生前、殺人罪を犯したため、モーセの死体は自分のものだと主張したが、御使の長ミカエルは力でねじ伏せる事をせず、さばきを神に委ねたのだ。
これが御国流の、敵に対する対処方法である。

モーセもユダヤ人も、人間的なものが砕かれる40年が必要であり、人間的な力に頼る事が一切出来なくなるまでになって、はじめて出エジプトの準備が整えられたのである。
皆さんは人間的なものを頼みにせず、日々十字架を負っているだろうか。
出エジプトの準備はできているだろうか。

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